基板修理について

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基板修理について

基板修理とは？

基板とは、端末のほぼすべての動作を制御するために必要な部品：ICチップが載った板です。
ICチップはミリメートル単位の小さな部品で、ひとつの基板に数百個とあります。
この基板が衝撃や水没、経年劣化により損傷＝ICチップが破損・ショートすることで、一部機能が使えなくなる、起動しなくなる等の症状が出ます。

液晶やバッテリー、カメラ等の各部品はこの基板を介して初めて機能するため、故障箇所の部品交換で治らない場合は、基板修理という次のステップに進みます。
基板修理は、非常に小さくまた数百とあるICチップの中から不具合のある箇所を探し修復する作業となるため、かなりの技術と知識を要します。
また、基板損傷の程度によっては端末復旧ができない場合もありますが、データだけでも残っていればデータのみを取り出すことが可能です。

ただし、端末の動作を制御する「基板」が故障すること自体が端末に負荷がかかっているため、修理できたとしても完全な復旧をお約束できるものではありません。
あくまでも「応急処置」という位置づけとなりますことご了承ください。
特に水没した端末は、見た目ではわからなくとも時間とともに基板が浸食される場合がありますのでなるべく早く対処されることをお勧めします。