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2023/09/26

iPhone・スマホが水没した!症状・NG行為・データ復旧を解説

水にスマホが落ちるイメージ

 

iPhone・Androidなどのスマホ端末は電化製品であるため、防水性能が向上しつつあるとはいえ、水没・浸水のリスクは日常生活に潜んでいます。もし水没・浸水してしまうと、端末が使用できなくなるだけでなく、大切なデータを失う可能性も。

 

本記事では、スマホ端末の水没・浸水に焦点を当て、起こり得る症状・NG行為・対処法・予防策・気になるデータ復旧について解説していきます。ぜひ参考にしてください。

 

※記事監修者『路 洋』:大阪梅田のスマホ修理専門店スマプロの代表及び技術者。有資格は「パソコンと事務設備修理士」および「情報通信ネットワーク端末修理士」。スマホ・ダブレット・電子機器の修理歴15年以上の経歴を持ち、一般的な修理だけでなく基板修理にも対応可能。「専門的な知識を、初めての方にも分かりやすく解説いたします。」

 

スマホが水没・浸水した場合に起こり得る症状

水没したスマホのイメージ

 

スマホが水没・浸水した場合に起こり得る主な症状は、以下です。

 

・ディスプレイの表示不良
・サウンドの不調
・動作異常
・端末の起動不良

 

それぞれ詳細に見ていきましょう。

 

ディスプレイの表示不良

 

ディスプレイ(画面)が表示不良になるのは、スマホが水没・浸水した場合よくあります。

 

例えば、音は聞こえるが画面が表示されない、画面の場所によって明るさや彩度が異なる、明るさ調整ができない、といった症状が挙げられます。いずれかでも当てはまる場合は、水没・浸水したと考えてよいでしょう。

 

サウンドの不調

 

サウンドの不調も、スマホが水没・浸水した際によく起こる症状です。

 

例えば、サウンドにノイズが入る、曇ったようなサウンドになっている、といった場合には、水没・浸水を疑わなければなりません。一方で、ただスピーカー部分に液体が入り込んでいることもあるので、判断する際には確認するようにしましょう。

 

動作異常

 

動作異常・動作不調も、水没・浸水すると起こり得る症状です。

 

例えば、ゴーストタッチという、タップしていない箇所に反応してしまう挙動が起これば、水没・浸水の可能性が高いでしょう。また、アプリが自動起動した場合も、疑った方が良いです。

 

端末の起動不良

 

スマホの電源が入らない「起動不良」の場合は、水没・浸水の度合いが深刻である可能性が高く、修理専門店にて基板修理を行わなければならないケースが多いです。

 

他にも、例えばiPhoneの場合は、電源は入っても、Appleのロゴが繰り返し表示され次の動作に移ることができない「リンゴループ」の状態になることも。このケースでも、最悪の場合は基板修理が必要です。

 

スマホが水没・浸水した場合のNG行為

NG

 

仮にスマホが水没・浸水した場合には、以下の通りNG行為があります。

 

・電源を入れる
・水を出すために振る
・ドライヤーなどの温風で乾かす
・乾いていない状態で充電をする

 

それぞれ詳細に解説していきます。

 

電源を入れる

 

スマホは水没・浸水すると電源が落ちることがあります。しかし電源の入れ直しを行ってはいけません。内部が濡れたままでスマホの電源を入れると、通電状態となりショートする可能性があるからです。最悪の場合、完全に動かすことができなくなる場合もあります。

 

スマホが無事かを確認したくなりますが、その気持ちはぐっと抑えて、電源は入れないようにしてください。また電源が落ちなかった場合でも、そのまま使用せず、すぐに電源をオフにしましょう。

 

水を出すために振る

 

内部の水分を出そうとして、スマホを振ることはNGです。

 

振ることで余計に内部に液体が侵入し、症状をより悪化させてしまいます。水没したスマホはできるだけ動きを加えず、そっと置いておきましょう。

 

ドライヤーなどの温風で乾かす

 

水没したスマホをドライヤーなどの温風・熱風で乾かすのはNGです。

 

iPhoneなどスマホ端末は熱に弱く、急激な温度上昇は内部腐食の原因になります。またバッテリー劣化にも繋がるため、早く乾く以上のリスクが伴います。

 

ただし温風でなければ良いということではなく、冷風でもより液体が内部に侵入する可能性が伴うため、避けるようにしましょう。風を当てて無理に乾燥までの時間を短縮することはリスクが高い、ということです。

 

乾いていない状態で充電をする

 

水没したスマホが自然乾燥するのは、12~24時間程度かかります。この間に、電源が切れないようにと充電をするのは、通電状態を引き起こしショートする可能性が伴うためNGです。

 

充電をする場合は、完全に乾いた後が良いので、早くても1日後にしましょう。

 

スマホが水没・浸水した時の対処法と予防策

 

スマホが水没・浸水した疑いがある場合には、急いで以下の対応を順に行ってください。

 

①速やかに電源を切る
②水気を拭き取る
③乾燥時間の確保

 

こうすることで水没・浸水時のリスクを最小限に抑えることができます。

 

また、水没・浸水をできるだけ避ける方法は、以下の4点です。

 

・防水ケースの活用
・スマホホルダーやリストストラップの利用
・できるだけ水の近くでの使用を避ける
・保証プランや保険に加入する

 

日常生活と水は切っても切れないほど近いので、防水対策や保証といった対策をしておくことは有効です。ぜひご検討ください。

 

※詳細は「iPhone・スマホが水没した時の緊急対処法と予防策を解説」でも解説しています。

 

スマホが水没・浸水したらデータは消滅するのか?

 

スマホの水没・浸水に関して、多く質問をいただくのが「データは消滅するのか?」です。ご安心ください。水没・浸水しても、簡単にデータが消えるわけではありません。

 

しかし、端末内部に液体が侵入すると、基板やメモリがショートしてスマホが利用できなくなり、そのままの状態ではデータ取り出しなどの操作が不可となります。この場合、基板修理が必要となります。※基盤修理とは?

 

基板修理は、修理専門店への依頼がおすすめです。多くの修理店では、基板修理を受けられない、または外注して修理完了までに日数がかかります。選ぶ際には、店舗に技術者がいて、ワンストップで基板修理が可能な業者がおすすめです。

 

大阪梅田でiPhone・スマホのデータ復旧・基板修理ならスマプロ

スマプロ 店内画像

 

大阪梅田周辺でiPhone・Androidなどスマホ端末の水没復旧・データ復旧・基板修理をご検討中なら、大阪駅直結のスマホ修理専門店「スマプロ」にお任せください。当店には基板修理に対応可能な技術者が常駐しており、ワンストップで修理が可能です。

 

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大阪駅前第2ビル直結なので、雨や嵐など悪天候の日でも問題なくお越しいただけます。

 

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